寸法　： 直径 約8.4cm　高さ　約7.8cm 近代日本陶芸界の重鎮【板谷波山】に師事して陶芸の基礎を学び民藝界の巨匠【河井寛次郎】と共に釉薬研究に没頭。 ほとんど手轆轤のみを使用するシンプルな造形と、釉薬の流描による大胆な模様を得意とした。 1955年（昭和30年）2月15日には第1回の重要無形文化財保持者（人間国宝）（工芸技術部門陶芸民芸陶器）に認定。 民芸陶器で有名な益子焼を芸術分野の粋まで押し上げ世界的にも名高い陶芸家として今も高い人気を誇る。 本作はバランスの良い造形と、生き生きとした筆遣いで描かれた黍文が作品に躍動感を添える作品です。 「鉄絵黍文」は浜田庄司先生が好んで使った制作した作品の一つで有り最高ランクの人気を誇っております。 高い美意識を兼ね備えながらも使いやすい出来栄えは「用の美」を具現化した浜田庄司らしい作品と言えましょう